トンカチパーティー
お待たせしました。お待たせしすぎたかもしれません。
ついに、いま船を支えている牽引用の土台を修復する運びとなりました。
サビだらけの牽引台
現在修復中の船は陸地で数十年を過ごしてきました。
オーナーも動画で話していましたが、海へ運ぶには牽引が必要です。その牽引台が、時を経てボロッボロに。
稀代の数寄者、えいたろうさん*1の指導のもと、使える状態に戻すことにしました。
*1 過去記事
鉄の声
カンカンカンと台を叩いてまわるえいたろうさん。
時々文字通り耳を傾けては、弱点を暴いていきます。
「音が違うでしょう。ここは弱っているから溶接が必要だね。」
…ごめんなさい、えいたろうさん。音の違いが、私にはまだわからなかったです。
信用できるのは筋肉
次に指示されたのは、トンカチで叩きまくって、浮き上がった塗装やサビを落とすことでした。
トンカチくらい、やってやるぜ!と思っていたのに。普段使っていない筋肉が早々に悲鳴をあげました。
でも今回は大丈夫。マッチョが参加してくれました。本業大工のえびなさん。
筋肉は、裏切らないですね。サビがポロポロ落ちていきます。
さらに、削れるところは削っていきます。
本日の仕上げ:塗装
今回最後の作業は、錆止め塗装でした。
コロコロペタペタ、子どもの手も借りつつ、仕上げていきます。
少しずつだけど、前進!
主催者の本拠地から3時間あまりの場所にあるため、なかなかスイスイとは進みません。
でも、大工さんや元整備士という強力な技術者を仲間に引き入れ、確実に進んでいます。
海に浮かぶまであと…何ヶ月!?
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